結婚を求められて、ヒモ男の卒業を決めました。
いよいよ最終節となりました。
ヒモ男は「結婚」という言葉に弱いというお話をします。
アミ(28歳)はサロンを数店舗経営していました。
アミとは飲み会で知り合いました。
彼女は株の運用をしてましたから、話がとんとん拍子にすすみます。
「じゃあ私のお金を運用してみてよ」と60万円ポンと出しました。
それからいつもの流れで交際するわけですが、もともと株をやっている彼女のことですから、理解が早いんですよね。
生活費や運用損、お小遣いを含め、2年で3000万円くらい貢いでいただきました。
アミは儲かっている経営者のことですから、男を年間1500万円で維持するのは何の苦もないわけです。
ヒモ男の宿命として、お付き合いする女性のお金がつきると、ジエンドなのですが、アミの場合はそれがありません。
とても居心地が良い2年間だったと思います。
でも、折にふれて「結婚」を持ち出すようになりました。
ヒモ男は「自由」を大切にする生き物です。
衣食住と女性の愛情が足りていても、窮屈なのです。
というわけで、自分の部屋を借りて、独身生活をはじめました。
連絡が来ても、なかなかとれないようにしてました。
どんどん、アミと会うのが億劫になってきました。
ついに電話番号をかえました。
こうして、私はアミから卒業しました。
いや、ヒモ男自体を卒業することにしました。
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