結婚願望を完膚無きまで打ち砕いた女性とは?
人としてもっとも尊敬できる女性のミカを別れたあとに、人生の大激震はやってきました。
最初の結婚以来、ヒモではなく、はじめて相手の生活費を工面した女性がミカでした。
ちょうどあの頃は、「もう一度は結婚する機会があるのかな」とうっすら思い描けるぐらいに、心の傷は癒えていたように思います。
だからこそ、ミカと結婚するかどうか悩んだし、自分では幸せにできないんじゃないかと躊躇したのでした。
そんなときに、上玉のエミ(24歳)と出会うことになったのです。
エミは元々、親友の彼女でした。
親友が「彼女を紹介したい」というので会いました。
この行為は大変危険をはらみますので、男性のみなさんはどうか親友への彼女自慢は控えてください。
そのあと、エミの女友達がやってきます。
「エミがあなたのこと好きなの、わかってた?」と聞くのです。
要するに「つきあいなさいよ」というわけです。
オンナは本当に腹黒い生き物です。
付き合っている彼氏の親友ですら乗り換えようとするし、
そこに女友達をいう刺客をさしだします。
そのことを親友に打ち明けると彼は「好きなようにしていいですよ」と言いました。
エミはクラブ経営をしていて、そのうえ、界隈でもその美貌が轟く、超がつく上玉でした。
断る理由がありません。
交際することになりました。
しかし、そこには罠がありました。
その罠に関してはエミは別に悪くありません。
両親が大問題だったのです。
彼らは結納金をせびってきたのです。
婚約しているわけじゃないのに、1200万円を恐喝されました。
今まで女性から貢いでもらうことはあっても、こんな形で吸い取られることはありませんでした。
このことをエミに告げると関係は悪化していきました。
逃げるようにして別れました。
「もう二度と結婚しようと思わないぞ」と心に誓いました。
26歳の辛い思い出です。
ここから、悪魔のヒモ道へ邁進することになります。
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