仲間の裏切りでビジネスが破綻。そこから味を覚える。
妻とはじめた競取りビジネスは非常にうまく行き、そこで得た利益を軍資金にしてホストクラブを経営します。
先輩から誘われてはじめたビジネスでしたが、これもかなりうまくいきました。
しかし、飽きっぽいのでしょうか、現場に顔を出さなくなりました。
取引先やお偉方との会食などが面倒くさくなり、引きこもり状態になります。
そんな感じですから、ホストクラブも手放すことにしました。
ホストクラブは6000万円で売却できました。
ところがです。
一緒にやっていた仲間が、その6000万円を持ち逃げしてしまったのです。
いきなり文無しになりました。
ビジネスも手放しておりますから、なにも身動きできません。
当時、私は9人の女性とつきあっておりました。
もちろん、ヒモではありません。
ちゃんと食事やプレゼントを施す真っ当な男です。
こんな状況を救ってくれたのが彼女たちでした。
なんと、全員がお金を工面してくれました。
日頃からお世話をしておくと、困った時は面倒を見てくれるものですね。
彼女たちは自分がヒモになるとは思ってもいません。
この人ならいづれ復活するはずで、その時にまた奢ってもらえばいいのだからと思っていたのでしょう。
総額300万円ですが、家に通っていた女性3人からは200万円、残りの6人からは100万円という感じでカンパをもらいました。
え、「3つも家があると彼女にばれないか?」って?
もちろん、バレるわけがありません。
「事業清算の関係で、地方出張に行ってくる」など、理由はいくらでも見つかります。
彼女たち、9人だれもが、私のことを彼氏だと思っていました。
私は浮気がバレたことは今まで一回もありません。
浮気というか、全て本気ですし、いや、本気でもなんでもないともいえます。
カンパ金は少しずつ、彼女たちからもらっていましたが、私に出せる資金がなくなった女性から縁が切れていきました。
今回の9人は、元々れっきとした彼女からはじまりましたし、事情が事情なので、「完全なるヒモ」ではありませんでしたが、「ヒモ生活」というものを覚えたキッカケとなりました。
え、「完全なるヒモ」ってなんですかって?
それは、はなからヒモになる目的で女性とお付き合いすることです。
私に言わせてみれば、貧乏芸人が奥さんの稼ぎで養ってもらうことを「ヒモ」とはいいません。
だって旦那も貧乏なりにも「芸人」として働いてますからね。
司法試験浪人も同じことです。稼ぐために勉強してますから。
こういうのは、「夫婦共稼ぎ」と言います。
どうか、覚えておいてくださいね。
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